完成したバロック様式 権力と栄光 17世紀後半~18世紀イタリア

完成したバロック様式 権力と栄光 17世紀後半~18世紀イタリア

 

バロック様式で有名な建築家ボッロミーニが建てたサンタニューゼ聖堂です。

 

 

 

 

 

プロテスタントの教会が外見の華美を嫌ったのに対して、ローマ・カトリック教会は、芸術家達の力をますます活用するようになっていました。

この時代、活躍した彫刻家、ベルニーニのコスタンツァ・ベルニーニの胸像と聖女テレサの法悦です。

 

 

 

 

 

 

 

 

聖女テレサの法悦では、聖女は恍惚とした表情をしています。

 

そして、ベルニーニの弟子ガウッリの、天井装飾、イエスの御名の勝利です。

 

 

 

 

18世紀のイタリアの画家は、室内装飾を得意としていたそうです。彼らの技術の高さは、ヨーロッパ中にしれわたり、どんなお城も、あっという間に豪華絢爛な空間に生まれ変わったそうです。

 

ティエーボロのクレオパトラの晩餐会です。

 

 

 

 

 

しかし、見ようによっては、打ち上げ花火のようなこういう作品には、かつての落ち着いた作品ほどの永続的な価値が感じられないそうです。イタリア美術は終わろうとしていたそうです。

 

そして、イタリア美術には、風景画と風景版画という新しい分野が生まれ始めていました。

グァルディのサンジョルジョマッジョーレ聖堂です。

 

 

 

 

 

ここで、1世紀前に描かれがシモンデフリーヘルの絵と見比べてみます。